INTERVIEW 06

大学を卒業後、大手コンサルティング会社に就職。
その後、タイ・バンコクの企業へ転職した宮田麻美。
帰国後、バーチャレクスに入社し、
現在はコンサルタントとして活躍するかたわら
タイ法人バーチャレクス・タイランド株式会社の
立ち上げにも中核人物として関わる。
コンサルタントと新規事業。
ふたつの軸で仕事の魅力を聞いた。

A. Miyata / 2016年中途入社

MESSAGE

「大手コンサルティング会社からタイ・バンコクへ」

大学を卒業したあと、新卒で外資系の大手コンサルティング会社に入りました。そこではハイテク産業の部署に配属され、主に半導体メーカー等のお客さまに対してコンサルティングサービスを提供していました。そのため地方の工場立ち上げや、業務の中国移管に際してのコンサルティング等いろいろな経験をさせていただきました。
そのあと、タイのバンコクの日系企業に転職をしました。若いうちに一度海外で働いてみたいという想いもあったので決心をしてタイへという感じですね。数年経って日本に帰国し、日系の大手コンサルティング会社に入社しました。そちらでは街づくりやエネルギーの分野のコンサルティングをしておりましたが、そのころから、バーチャレクスの役員より「いっしょに働かないか」と声をかけていただいていました。バーチャレクスが海外展開を始めるタイミングで、これまでのコンサルティング経験はもちろんのこと、タイで働いていた経験等も活かせるのではないかと考え、一緒に新しい環境でがんばってみようと入社を決意しました。

「コンサルティングと事業開発というふたつの軸」

現在はクライアント企業向けのコンサルティングとバーチャレクスの事業開発という二つの軸で仕事をしています。コンサルティングのほうで現在関わっている案件は、製造業を親会社に持つ販売会社へのコンサルティングサービスです。こちらのクライアントとは長くお付き合いをさせていただいておりますが、最初は会社全体にどういう課題があるのかを経営層の方々と議論し、見つけだすところから始まりました。その後は、各課題に対する施策を計画し一緒に進めています。
一方、バーチャレクスの事業開発としては、もともとタイで働いていたという経験を活かして当社のタイ法人バーチャレクス・タイランド株式会社の立ち上げに携わっています。まずはタイ現地でスタッフを雇い、日本で行っていた業務の一部を移管しました。業務開始から一年ほど経ちそちらの業務は順調に進むようになりました。そこでさらにタイのマーケットで事業を拡大するための事業計画を策定し、現地における協業企業の発掘、営業先の開拓、スタッフ採用等に着手しているところです。

「混沌としたなかに道筋を見つけていく楽しさ」

まずはコンサルティングサービス。かなり混沌とした状況の中にクライアントの課題・やりたいことがあり、それを整理して道筋を立てゴールに向かっていくというのがコンサルティングの仕事であり醍醐味だと思っています。なので、最後にクライアントにこういうふうに変わったよとか、私たちがいたことで助かったよと言っていただけることが喜びです。
一方で新しい事業の立ち上げに関しては、クライアントがいるわけでもなければ、課題が明確に存在するわけでもありません。私の場合だとタイでということになりますが、タイのマーケットの中で自分たちが何をしたいのか自分たちの会社を通してどういう価値を提供していきたいのかということを考えることがスタートです。自分たちで計画をたて、企画、実現していくという自由度の高い仕事なので、どこに向かっていくか分からないおもしろさがあります。また、不確定要素もたくさん出てくるので、クライアントに決まった何かを提供するという仕事とは違った楽しさもあります。

「コンサルティングにとどまらないさらなる展開の可性能」

当社の一つの特長は従来のコンサルティングサービスだけでなく、海外や国内に関わらず新事業の立ち上げ等事業の多角化に力を入れているところです。我々には、コンサルティングサービスを様々な業界の企業様に提供する中で、横断的にビジネストレンドや共通したニーズを見出すチャンスがあります。見出した需要に応えるため、従来の企業個別に対するコンサルティングに閉じず、より柔軟にサービスを提供していくことでより多くの企業様の支援が出来ると考えています。そのため、世の中のニーズを最大公約数的に満たすようなソリューション(IT他社製品を含む)を取り扱ったり、なければ自分達で企画・開発したりする等、事業展開の可能性を日々模索しています。
また、大手のコンサルティング会社のなかには産業や業種といったドメインで部署が設置されている会社もありますが、当社の場合は違います。だからどこの業界のどういったサービスでも可能な限りやる。自分たちの目の前にきた課題を、自分たちのノウハウを活かしながらその都度取り組んでいくというところもまた違いとしてはあるかなと考えています。

「バーチャレクスは多様性に満ちた職場」

当社は部署や立場の違いに関わらずコミュニケーションがすごくスムーズですし、協力し合いながら仕事にあたるという雰囲気が強いのかなと考えています。
あとは若い人たちのエネルギーがすごく強いのも特徴です。上の人たちから言われたことをただこなしていくだけではなく、いろいろなことをやってみたい、責任を持って自分が表に立ってプロジェクトを進めたいという人が多い。そして実際に1年目からでもクライアントとの打ち合わせに参加し、自分で報告する等いろいろな経験ができるというところもバーチャレクスの魅力なのかなというふうに考えています。
また、大きな組織ではないわりに多様性に満ちた職場だとも感じます。それぞれの個性はもちろんですが、女性社員も多いですし、外国籍の方たちもいます。新卒入社の人たちもいながら中途の人もいる。中途入社の方たちは別のバックグラウンドでの経験を持っているし、別の価値観を持っている場合もあります。そういった多様性はむしろひとつの価値なのかなと感じています。そういう別々の価値観で力を合わせて価値を創造していく。それぞれの部署のなかにそういう雰囲気は常にあります。
バーチャレクスという会社に向いている人はチャレンジ精神のある人だと思います。コンサルティングもやりたいけど新規事業にも挑戦してみたい。そしていろいろな産業のいろいろな人と一緒に仕事をしたいといったように好奇心が旺盛で、チャレンジ精神がある人というのが向いているのかなと思います。

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