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INTERVIEW #1

コンサルタント対談

“結果を出す”まで終わらない
コンサルティングの未来形

コンサルタント対談:写真
春山 真澄

春山 真澄
慶應義塾大学法学部卒業後、2013年に新卒で入社。金融業界、旅行業界の案件を経験し、現在は社会インフラ会社の大規模SI案件に従事。
インダストリー、ソリューションを問わず幅広く案件を担当する。

森田 智史

森田 智史
2013年に中途で入社。新規事業策定・戦略立案を始め各種コンサルティング案件を経験。現在は、自社デジタルマーケティング領域の事業拡大を担当する他、案件対応や新規事業開発にも従事。

本日はビジネスインキュベーション&コンサルティング部ゼネラルマネージャーの森田さんと、入社5年目の春山さんにお集まりいただいた。コンサルティングの仕事についてそれぞれ立場の異なる二人からお話を伺う。

― まずバーチャレクス・コンサルティングではどのような分野のコンサルティングを行っているのでしょうか。


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森田 案件ベースでは、新規事業の設立支援から業務の効率化、顧客満足度の向上など多岐に渡ります。ただもともと当社は、企業の顧客接点をゼロベースで描き直すコンサルティングから始まっているので、顧客接点分野には特に自信を持っています。

― ではバーチャレクス・コンサルティングのコンサルティングの特徴を教えてください。

森田 僕たちはあくまでクライアントの課題を真に解決するという“結果を出すこと”にこだわっています。どういうことかと言うと、「戦略を立てて終わり」「解決方法を提示したら終わり」のように“机上の空論”に終わらせないということです。そのために僕らは、問題点の洗い出しから戦略の立案など通常のコンサルタントが行うことはもちろん、実行オペレーションを組んだりそれを実行に移したり、またその中で問題が発生したらその解決に取り組んだりと、根本的な課題解決に深くコミットしています。

春山 コンサルティング会社なのに、コンサルタントの数以上にエンジニアが在籍しているというのも特徴的です。案件によってはエンジニアと協同してシステム面での課題解決を図ります。メンバーとしてエンジニアが関わらない案件でも、同じ社内にいるので自分の管轄外の問題についても気軽に意見を聞くことができるのはありがたいです。


― ところでお二人がバーチャレクス・コンサルティングに入社した理由は?


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春山 どこにいっても自分次第という風に考えていたので、コンサル業界で最初に内定をもらったバーチャレクスに入社を決めました。また大きなコンサルファームで数百人態勢のプロジェクトを行うよりも、そこそこの規模の会社で自分の実力が会社の成長やクライアントの課題解決にどう貢献できたかと感じながら働くのが面白そうだとも思いましたね。

森田 僕の場合は、新卒では大手コンサルティングファームに就職したんですが、ある程度経つと入社時に自分で立てていた目標をクリアしたので、また次の目標を立てる必要に迫られました。もちろんそのまま残ってもできることはありましたが、僕が入社したときに比べ会社の規模が格段に大きくなっていて、悪く言えば個人の“駒化”が進んでいる気がしました。それに伴って一人ひとりに与えられる裁量や権限が小さくなり、故に成長するチャンスや身に付けるべきスキルが低い水準にとどまっているとも。なので最終的に僕自身の成長と仕事の面白さを求めてここに転職を決めました。

春山 僕は、この規模感の会社にしては経営陣との距離が近くて率直に自分の意見を言えることとか、社内でも社外でもとにかくたくさんの人と関われて、業界や職種を問わず様々な経験ができることに魅力を感じてるんですが、森田さんは何に面白さを感じていますか。

森田 一言で言うと、自社をもっといい会社にすることが面白いかな。前職ではコンサルタントとして他社を良くするお手伝いをしていたわけだけど、ここではコンサルタントを卒業して、バーチャレクス・コンサルティングという会社を良くすることが僕の仕事だと思ってる。この会社は今、「第2の創業期」という成長フェーズにあって、言い換えれば改善できることや挑戦できる余地がまだまだある段階だということ。その一助となるのも一興かなと。これから新卒で入ってくる人たちにも、与えられたことだけをこなすのではなく、自分でできることをどんどん見つけて恐れず手を挙げてほしいなと思います。それができる環境であることは間違いないから。


― バーチャレクスのコンサルタントは具体的案件において、どのような役割を果たすのでしょうか。


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森田 当たり前ですが人によって、案件によってそれぞれまちまちで一概には言えないので、これまでに担当した案件をお話する方がいいかもしれないですね。春山君が新卒で入って最初にアサインされた案件なんてどう?

春山 あのめっちゃ規模が大きかった案件ですね。僕が最初に取り組んだ案件は、旅行関連の案件でした。宿泊施設はどうしても土日や長期休暇に需要が偏ってしまうので、裕福で時間のあるシニア層に平日に利用してもらって、需要の平準化を図ることが解決するべき大きな課題です。ただこの案件の場合、どうやってシニア層を平日に呼び込むかといった戦略の部分はすでにクライアントの方で考えてあったので、その戦略実現のためにシステム面をどうするか、どう業務を改善するかといったことが僕らのミッションでした。具体的には、より使いやすくするためのECサイトの改修から、大容量の顧客データを管理するデータベースの構築、電話予約のためのコンタクトセンターシステムの整備などです。

森田 それぞれのフェーズでコンサルタントはどんな役割を果たしたの?

春山 プロジェクトの初期段階では、ユーザーにとって使いやすいECサイトの在り方や、システムにどのような機能を追加するかといったことを、エンジニアと一緒に考えていきました。そういった要件定義が終わり、製品の設計・開発のフェーズに入ると、コンサルタントは全体の進捗管理や進捗管理、業務フローの設計やマニュアルの作成などを行います。僕に関して言えば、クライアントとエンジニアの橋渡し役となり、クライアントの要望をエンジニアに伝えたり、逆にエンジニアが技術的に難しいと判断したことをクライアントに伝えて代替案を一緒に考えたりしていました。この頃はクライアント先と自社を一日に何往復もしてましたね。

森田 コンサルティングだけでなく、テクノロジー領域やアウトソーシング領域まで一貫して担うプロジェクトの場合、規模は大きくなります。このときは、システムに自社製品を導入したということもあって、最後の方は関わる人が多すぎてオフィスの半分くらいをこのプロジェクトが占領してたよね。

春山 そうですね。むしろそれでも足りなくて外の会場を借りて作業したりしてました。事業計画の詳細を作ったり、システムの要件定義をする初期の段階では、コンサルタントが5人、エンジニアが5人くらいで回していたんですが、設計フェーズからはうちのメンバーだけでなくビジネスパートナーにも入ってもらって、30~40人ほどで開発を行っていました。納品前のテストフェーズになると、常時80~100人くらいがひたすらパソコンを前にしてシステムに問題がないか地道な検証を続けるという…僕自身、コンサルタントなのに最後の方はテストに駆り出されていました(笑)

森田 うちは大手じゃない分、「全員野球」的なところあるもんね。


― “全員野球”とおっしゃいましたが、一人の人がコンサルティングやシステム、業務オペレーションなど分野をまたいで様々な業務を行うという社風に関して、お二人はどう思われますか?


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森田 僕自身は立場的にも年齢的にも色々やることはもうあんまりないのですが、若い人が様々なことを経験するのは大変よいことだと思います。入社した時点ですでにやりたいことが決まっているのなら、関係する案件にアサインしてもらうことは可能ですが、できれば色んな上司のもとで多様な働き方を経験してもらいたいし、システム系も戦略系も、はたまたコンサルティングっぽくないことも含めて様々な案件を担ってもらいたいですね。目の前のことに集中して、期待値以上の成果を挙げ続けていれば、自ずと方向性は見えてくるものだし、マネージャーになる6年くらいの期間で最終的に自分のキャリアの可能性を見極めてほしいと思います。

春山 僕はそれこそ5年間いろいろやってきた身ですが、僕にとってはとても合っていたと思います。違ったことをするのは単純に面白いですし、毎回刺激も受けます。また、今では自分がフロントになって多様な案件を担当しているのですが、クライアント企業やビジネスパートナーと直接的にかかわって仕事をする機会に恵まれており、各社のナレッジを吸収することができます。もっと規模の大きい会社であれば、自社の中でナレッジが体系的に蓄積していくのだと思いますが、その分自社のナレッジに絶対の自信を持つあまり、それに固執してしまう可能性がありますよね。うちくらいの中堅の会社だからこそ、業界を問わずどこの会社とも一緒に仕事をすることができて、刺激をもらい続けることができるのだと思います。